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ブログをこちらへ引越ししてきました。 教育現場で感じたり思ったこと、 ニュースに対する考えなどを書き綴っていきます。 当面は、過去のものをアップしていきますが、 随時、書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします♪
絵を描くことが大好きです。図画・工作の授業は、こちらが楽しんだ感じです。 学年・学級通信の挿絵も自分で描いた物を使っていました。制服や体操服など、学校に合わせた絵になるので、保護者は勿論、おじいちゃん、おばあちゃんまで読んでくれます♪ イラストACさんで、無料でダウンロードできますので、印刷物を作るときには使ってみてくださいね☆

このサイトは、学年・学級通信や掲示物を作るのに便利なイラスト集です。 版権フリーの無料ダウンロードなので、重宝しますよ♪ 私の絵も「たんぱく」というPNでアップしてます。良かったら使ってみてください。


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2017年3月19日 (日)

危険!

■「子どもの権利」拡大認めず 日本会議から広がる運動 
(朝日新聞デジタル) 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4050226 

  
子どもに大人と同じ権利を与えてはならないことは,1990年に署名した時点で 
危ういと,未成年ながらに思った記憶がある。 

人間らしく生きる権利は,大人子ども関係なく守られるべき。 
だけど,明らかに反社会的行動をする子どもに対して, 
言葉だけでは躾けられない場合,ビンタの1発や2発,OKだと思う。 
廊下に立たせたりするのも然り。 

 大人と子どもの間に明らかな一線を引いてきた日本だからこその 
思い遣りや生真面目さが長年成り立っていたのではないか。 

 だが。欧米の諸国は,自分達の思想こそがスタンダードであると, 
傲慢にも東西問わず,アジア諸国に押し付けてきたわけだ。 

 男女平等,子どもは守られるべきであると。 

基本は正しいと思うのだが,その国はその国で古(いにしえ)から培われた 
思想や文化があるわけだから,ある程度は尊重すべきだ。 
イスラムにはイスラムの,仏には仏の,ヒンドゥにはヒンドゥの考え方があるのさ。 
男尊女卑であっても,その国が上手くいっているならOKだろう。 
逆にアフリカ某国の女尊男卑であってもだ。 

ソレなのに,何が何でもオマエらは間違ってる!…だなんて。 
今のアラブ諸国の混乱が物語っているわな。 

 日本は日本の子育て。 
父が叱り,母が父の思いを子に話し納得させる役割分担, 
父が外で母が内で働く,子がその背中を見る…。感謝の念を抱く。理想の大人像を抱く。

 子どもに大人と同じ刺身や肉を喰わせること自体,おかしいんじゃ! 
ジュース感覚でゴールデンタイムにチューハイを宣伝すること自体、

おかしいんじゃ,ぼけぇ!! 

…いやいや,失言。失礼。 

それはそれで,長年熟成されてきた各国スタンダードがあったわけだから, 
欧米の考えを100%取り入れる必要なんて全くないのさ。 


 なぁなぁ。

思い切って,久しぶりに鎖国しないか??ガラパゴス,結構じゃん。国連脱退。 
世界と喧嘩しようってわけじゃないけどさ, 
今こそ,人間的に逞しい古来の日本を取り戻したいね。

砂糖よりも甘い考えだわ。

■小中教諭の7割、週60時間超勤務 医師や製造業上回る 
 朝日新聞デジタル


ちょっと長くなる! 


教員だったとき,残業手当に換算すると… 
な~んて考えながら勤めてたことを思い出した。 

結局自由に使える先生の時間は,放課後1時間だけ。 

しかもそれは,会議も家庭連絡も部活も出張も無いとき。レアだ。

 
小・中の先生が1時間目から6時間目まで埋まってたとして, 
いつ授業の準備をするのよ…ってこと。 
いつ子供に向き合えというのよ…ってこと。 

あまり知られていないけど,学校の先生には必ず担任の仕事以外に, 
「校内分掌」というものがある。 

国語担当とか算数(数学)担当とか、教科のみならず、

生徒指導担当、人権教育担当、教務主任とか…


市区町村管区内学校の,その担当の先生が集まって情報交換や打合をするわけ。 
例えば,私が主に任せて頂いていましたが、

体育担当の先生が集まって,水泳記録会や陸上記録会の打合をするとか, 
国語の研究発表をどこの学校にする?って喧々囂々してみたり。 

これが勤務時間内に終わればいいけど,まずソレは無いと考えたほうがいい。 
田舎の学校では,2~3つを受け持つわけ。 

子どもの数が少ないから、職員の数も少ない。

でも、分掌の数は学校の規模に関係ない。

必然的に分掌が分配されるわけで…。

小規模校に赴任されていた頃は、体育・理科・人権・情報の4つを兼ねました♪

運動会の準備をしなきゃいけないのに,問題のある児童の家庭訪問をしたりしてね。 
帰りが0時を回っちゃう。でも出勤はいつも通りの時刻。 

プリント作りやノート添削・コメント記入,お知らせの通信作り, 
学習発表会(学芸会)のシナリオ,運動会の演技の計画なども, 
なんだかんだで持ち帰り残業。 

私自身,朝4時半出勤をしていました。 
8時15分始業なので,1日当たり3.75時間残業。 
20日勤務とすると…75時間/月!! 


…でも,私の思いとしては,それでも全然嫌じゃなかった。 
ノートのコメントも,一人ひとり考えて書くのは楽しかったし, 
運動会の企画も面白かった。 残業は苦じゃなかったな。 
だって,超早出のおかげでほとんど定時に退庁してたからね♪ 
今思えば,辞めるんじゃなかった…かな…って、少し後悔することも。 

話がそれた。 
結局南極,先生という職業を生業と考えると, 
相応の対価,残業手当が支払われて然るべきで, 
ただ単に公務員だから当然と片付けてよい問題ではないと思う。 

労働だから。

ただ,休日数を考えると, 
中小企業に勤務されている方々,どうお考えになるか。 

先生の休日は,原則土日。2×52=104。 
祝日,年間16日。年末年始6日。 
夏季休暇6日。 
年間132日。 

さぁ,132日も休める企業の皆さん,挙手をお願いします。 

ほとんどの労働者の方々,そんなに休めていないと思います。 
しかもですよ? 
先生達は,お盆や年末年始に年次休暇をくっつけますから, 
単純に考えて,先生方には年間130日以上の休暇があるはずです。 
約2.8日に1日休みがある計算なんです。 

新採用の職員だって、4月にいきなり10日有給付きますから。

民間だったら、6ヶ月経たないと付きません。

初任者がいきなり140日休日ですよ!?


 少数意見として,部活の指導でそんな日数取れるか!ってのもあると思います。 
まぁ、そこは改善するべきです。 
ですが,私の経験上,90%以上の先生は充分に休めているはずです。 

育児休暇や病気休暇も充実しています。 
休暇を取っても誰も文句は言いませんし,後ろめたささえありません。 

営業なんかしなくても,仕事が次々と入ってくるし 
テキトーにしていても,そこそこの賃金も出るんだから。 

欧米の人々にとっては当たり前ですが,ここは日本です。 
共産国家で無い限り, 賃金も休暇も平等ということはあり得ないのです。 

モンスターペアレンツだぁ~?学級崩壊だぁ~??

なにぬかしとんねん!

他の職種に比べてどれだけ恵まれているか、分からんのか!!
そのことを心得て,勤務していただきたい。 


ソレが嫌なら,ぜひ転職を。

甘いわ、教職員。

■【受験を考える】疲弊する公立教師たち 仕事多すぎる92%・保護者対応増えた80%   産経新聞より


 今の学校の先生の忙しさを10として,即効7にできる方法がある。 
それは,教育委員会や文科省の調査や報告文書をなくす,或いは半分以下に減らすことだ。 
「学校現場の先生は大変だねぇ…」と言うだけで,何も対策を施さない。 

税金は増やすが,報酬減額など身を切ろうとしない議員どもと全く同じ構図なんだなぁ。 
大切な報告は仕方がないとして,本当にくだらねぇ調査や報告は山ほどあるぞ。 

貴校にパソコンは何台ありますか、

そのうちネット接続しているものは何台ですかだとか、

そんなの、事務に聞けっつうの。下らん。

備品だから既に報告してるだろ。教委で把握してるはず。

忙しいの分かってるなら、そっちで調べろよって感じで…(w

細かいことは守秘義務があるからここでは割愛するけど,可及的速やかに対応を。 

 確かに,モンペの対応は鬱陶しいし面倒くさい。 
家庭で教育しておくべきことだろうが!って思うことが多すぎるのも確か。 
親から子へ受け継がれていくべきこと,例えば,食事の仕方や片付け,挨拶,会釈とか。
社会で生きていくために必要な初歩的な礼儀や能力が,保育園卒園、

幼稚園卒業までに躾けられていないことが多い。 
いや,躾けることを知らない親が増えている。 

核家族化が当たり前になってきて分かってきたことなので, 
こういった親や子はこれからも減ることはなかろう。 

私の経験で申し訳ないけど, 
じいちゃんばあちゃんと一緒に住んでいればいいと言うことではないみたい。 
学力が高い,友達が多いなど,ステキな子に共通することは, 
例外なく, 

 親が料理や掃除を得意とする家庭 

だということ。 

自分の時間は欲しいけれど,子どものためにソレを犠牲にする。 
じいちゃん,ばあちゃんの時代には当たり前のこと, 
子を持つ親としては当たり前のことだけれど, 
それが出来ない,我慢ならない大人が多い現実。 

子どもに時間を注げば注いだだけ,子どもは素直に健やかに育つ。 
しかも,後々,自分から自分で動けるようになるから,だんだん手が掛からなくなる。 
  
 時間の初期投資が出来る親が増えてくれれば, 
学校現場の職員の負担も減るわけだが,経済を最優先にする日本政治の下では,ソレも難しかろう。 

 経済と教育… 

二兎を追うものは一兎をも得ず…というが。 

学校現場の忙しさ解消は,叶わぬ夢かもしれない。