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ブログをこちらへ引越ししてきました。 教育現場で感じたり思ったこと、 ニュースに対する考えなどを書き綴っていきます。 当面は、過去のものをアップしていきますが、 随時、書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします♪
絵を描くことが大好きです。図画・工作の授業は、こちらが楽しんだ感じです。 学年・学級通信の挿絵も自分で描いた物を使っていました。制服や体操服など、学校に合わせた絵になるので、保護者は勿論、おじいちゃん、おばあちゃんまで読んでくれます♪ イラストACさんで、無料でダウンロードできますので、印刷物を作るときには使ってみてくださいね☆

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2017年3月19日 (日)

砂糖よりも甘い考えだわ。

■小中教諭の7割、週60時間超勤務 医師や製造業上回る 
 朝日新聞デジタル


ちょっと長くなる! 


教員だったとき,残業手当に換算すると… 
な~んて考えながら勤めてたことを思い出した。 

結局自由に使える先生の時間は,放課後1時間だけ。 

しかもそれは,会議も家庭連絡も部活も出張も無いとき。レアだ。

 
小・中の先生が1時間目から6時間目まで埋まってたとして, 
いつ授業の準備をするのよ…ってこと。 
いつ子供に向き合えというのよ…ってこと。 

あまり知られていないけど,学校の先生には必ず担任の仕事以外に, 
「校内分掌」というものがある。 

国語担当とか算数(数学)担当とか、教科のみならず、

生徒指導担当、人権教育担当、教務主任とか…


市区町村管区内学校の,その担当の先生が集まって情報交換や打合をするわけ。 
例えば,私が主に任せて頂いていましたが、

体育担当の先生が集まって,水泳記録会や陸上記録会の打合をするとか, 
国語の研究発表をどこの学校にする?って喧々囂々してみたり。 

これが勤務時間内に終わればいいけど,まずソレは無いと考えたほうがいい。 
田舎の学校では,2~3つを受け持つわけ。 

子どもの数が少ないから、職員の数も少ない。

でも、分掌の数は学校の規模に関係ない。

必然的に分掌が分配されるわけで…。

小規模校に赴任されていた頃は、体育・理科・人権・情報の4つを兼ねました♪

運動会の準備をしなきゃいけないのに,問題のある児童の家庭訪問をしたりしてね。 
帰りが0時を回っちゃう。でも出勤はいつも通りの時刻。 

プリント作りやノート添削・コメント記入,お知らせの通信作り, 
学習発表会(学芸会)のシナリオ,運動会の演技の計画なども, 
なんだかんだで持ち帰り残業。 

私自身,朝4時半出勤をしていました。 
8時15分始業なので,1日当たり3.75時間残業。 
20日勤務とすると…75時間/月!! 


…でも,私の思いとしては,それでも全然嫌じゃなかった。 
ノートのコメントも,一人ひとり考えて書くのは楽しかったし, 
運動会の企画も面白かった。 残業は苦じゃなかったな。 
だって,超早出のおかげでほとんど定時に退庁してたからね♪ 
今思えば,辞めるんじゃなかった…かな…って、少し後悔することも。 

話がそれた。 
結局南極,先生という職業を生業と考えると, 
相応の対価,残業手当が支払われて然るべきで, 
ただ単に公務員だから当然と片付けてよい問題ではないと思う。 

労働だから。

ただ,休日数を考えると, 
中小企業に勤務されている方々,どうお考えになるか。 

先生の休日は,原則土日。2×52=104。 
祝日,年間16日。年末年始6日。 
夏季休暇6日。 
年間132日。 

さぁ,132日も休める企業の皆さん,挙手をお願いします。 

ほとんどの労働者の方々,そんなに休めていないと思います。 
しかもですよ? 
先生達は,お盆や年末年始に年次休暇をくっつけますから, 
単純に考えて,先生方には年間130日以上の休暇があるはずです。 
約2.8日に1日休みがある計算なんです。 

新採用の職員だって、4月にいきなり10日有給付きますから。

民間だったら、6ヶ月経たないと付きません。

初任者がいきなり140日休日ですよ!?


 少数意見として,部活の指導でそんな日数取れるか!ってのもあると思います。 
まぁ、そこは改善するべきです。 
ですが,私の経験上,90%以上の先生は充分に休めているはずです。 

育児休暇や病気休暇も充実しています。 
休暇を取っても誰も文句は言いませんし,後ろめたささえありません。 

営業なんかしなくても,仕事が次々と入ってくるし 
テキトーにしていても,そこそこの賃金も出るんだから。 

欧米の人々にとっては当たり前ですが,ここは日本です。 
共産国家で無い限り, 賃金も休暇も平等ということはあり得ないのです。 

モンスターペアレンツだぁ~?学級崩壊だぁ~??

なにぬかしとんねん!

他の職種に比べてどれだけ恵まれているか、分からんのか!!
そのことを心得て,勤務していただきたい。 


ソレが嫌なら,ぜひ転職を。

甘いわ、教職員。

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