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2017年3月19日 (日)

面白いのではないでしょうか

■小学生もプログラミング=東京・前原小、必修化に先駆け全学年―学習指導要領改定 
 

 という記事が時事通信社から発表されました。 

プログラミングと言う言葉で表現されだして、注目を浴びるようになりましたが、 
こういった試行錯誤的な学習はずっと前より行われていましたね。 
ただ、授業と言う形ではなく、特に自由研究という扱いが多い気がします。 

決して、目新しい学習方法というわけではないのです。 

 今の自由研究は、かつての試行錯誤をしながら進める形を失っていて、 
本やインターネットで紹介されている実験や観察を、書かれている通りにやってみる、 ただ「確認する」ものになってしまっているのです。 

だから、プログラミングと言う言葉で、新たに試行錯誤をして 
現象を確認しよう、発見しようという学習を表現しているに過ぎないのです。 
 学習指導要領では、恐らく、現象を確認するに当たっての手法や段階を予想させ、 
現象に応じたチャート、つまり、アルゴリズムを構築できるような力を付けさせたいのでしょう。 

 ただ、これは強制するのではなく、 
教師側には見守るスタンスが求められるのではないでしょうか。 
決して、結果を求めない。上手くいかなくても、全然OK。 

「好きこそものの上手なれ」と言う言葉があるように、 
「なんでやねん!??」と、興味を持ってくれたらその授業は大成功!ってね。 

 かく言う私も、ファミリーベーシックをきっかけに、 
小5のときから実際にパソコンでプログラムを独学していました。 
ファミコンみたいなゲームを作ってみたかったから。 
今考えると、BASICながら、 

FOR I=0 TO A 
B=A+I 
IF B>C THEN D=RND(B)+I 
STR=STR+D 
NEXT I 

なんて、小学生のくせに理解できてたのがすげーなって、今でも思います。 
ソレが高じて、BASICマガジンやOh!Xとか 
雑誌で食い入るように研究したものです。 
今では16ビットまでなら、C言語やマシン語もOKです(TT)<時代錯誤 


 けっきょく南極、自分で身につけたその力は、今の仕事にあまり生きていませんが、 

ビジュアル機器やソフトの仕組みは、子供ながらに理解できましたし、 
今でも通用する知識なので、よかったかなぁと思っています。 

プログラミング教育… 
アルゴリズムに興味を持つきっかけ作りと言う意味では、 
かなりポテンシャルを秘めた教育と言えるのではないでしょうか。 

まぁ、うまくいくかどうかは、現行の授業時数と先生方の力との兼ね合いですね。 

……教職復帰しようかなぁ…(w

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