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2017年3月23日 (木)

これは重大な問題ですなぁ。

お友達が発達障害だったら?子どもに教えておきたい、”発達障害”のとらえ方と接し方 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=132&from=diary&id=4490849 

 発達障害には色々なパターンがあります。 
注意欠陥・多動・自閉・アスペルガー・学習障害…などなど。 
いづれの障害にしても、その子にしてみれば、自分は自分でしかないということです。 

一昔前ならば、 
「この子の親の顔が見たいわ!」とレッテルを貼られる子どものことですね。 
最近では、色々と教育現場の事情がありまして、 
医者も面倒だから「広汎性発達障害」と書いておけばいいだろうというだけで、 
診断を下してしまうわけです。 
広汎性ですから、すっごく広い定義で曖昧で…とりあえず発達障害がありますよという意味。 
結構いい加減ですね。医者なのに。高給のくせに(w 

 この記事の話題は主に注意欠陥・多動、所謂、ADHDというヤツです。 
学校で言えば、情緒の特別支援学級に属す子ども。 

書く文字がすごく雑だったり、文字の書き順はバラバラ。 
視覚に入るものに引き寄せられるように、授業中に立ち歩く。 
友達の遊びに割り込んで、自分のルールで遊んでしまう。 
ちょっとしたことで感情が高ぶって、暴言を吐いたり暴力を振るう。 
などなど。 

 そんな子を、周りの友達が見たらどう感じるでしょうか。 

障害を持った子の周りには友達はいなくなるというのは必然と言えましょう。 
いくら、担任をはじめ大人が仲良くするように諭したとしても、 
周りの子達にとっては、自分が被害者ですから、距離を置こうとするのは、これも必然です。 

 ですが、障害を持つ子は、抑制が出来ないんです。我慢が出来ないんです。 
それは、意志が弱いとかそんなお説教的なことではなくて、脳の分泌液が足りないだけなんです。 
つまり、生まれつきなんです。 

目が大きいとか小さいとか、 
背が高いとか低いとか、 
おち○ち○が大きいとか小さいとか。 

それと一緒だと思ってください。 
たまたま、生まれてきた子の脳の分泌が足りないだけなんだと。 

 解決方法として、その子を支援できるのは、 

1 親がその事実を真正面から受け止めること。 
  つまり、学校から特別支援学級に入ることを提案されたら受け止める。 
  勿論、本人の意向を優先させてあげてください。みんなと一緒がいいというのなら、そうしてあげてください。 
  ただ、学級懇談などで、他の子の保護者の方に「こういう子なので…よろしくお願いします」と、 
  一言紹介しておくといいでしょう。そうすることで、周りの理解も得られます。 
2 病院でその脳の機能を補う薬を服用すること。 
  これは相当効きます。冷静な判断が出来るようになります。が、副作用もありますから要注意。 
  お医者さんと充分に相談してください。上手くいけば、通常学級でも全然OK! 
3 子どもが間違いを犯した場合、どうすれば良かったか考えさせたり、解決方法を教えたりすること。 
  これは大事です。突発的な感情で行動を起こしますから、こういう場合はこうすればいい、と。 
  手段を身につけさせるのは非常に効果的です。ただ、「我慢しよう」などと、曖昧な言葉で教えるのではなく、 
  「友達をたたきそうになったら、グッと手を握って5秒数えよう。」などと、 
  具体的にイメージできる言葉掛けをしていくことです。 
4 周りの子供達に、障害を持った子は、どんな力が足りなくてその力を補うために頑張っている、 
  それに協力して欲しいと伝えること。 
  「○○くんは、カッときたら思わず人をたたいてしまうことがあります。 
   でも、○○くんは、そんなとき、たたかないように一生懸命考えようと頑張っています。 
   もし、たたかれたら、先生に教えてください。先生と○○くんで、みんなともっと仲良くなれるには、 
   どうしたらいいか、もっともっと考えるから。よろしくね。」 

など。子ども社会は子ども達の中でしか築かれません。大人がいらない手を出すべきではないと考えています。 
上手に子供達を導くのです。それが指導というもの。怪我をしないようにということだけ、注意してあげましょう。 

 (ただ、発達障害というのは、ADHDに加えて知的が若干あるということなど、本当に幾通りもパターンがあるので、 
  その子に応じた支援が求められますね。) 


 診断が出ようが出まいが、その子はその子。 
その子に応じた、最善の支援を施すことが我々大人の務めですね。 

 子供達の幸せのため、一肌も二肌も脱いじゃいましょうよ♪

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