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ブログをこちらへ引越ししてきました。 教育現場で感じたり思ったこと、 ニュースに対する考えなどを書き綴っていきます。 当面は、過去のものをアップしていきますが、 随時、書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします♪
絵を描くことが大好きです。図画・工作の授業は、こちらが楽しんだ感じです。 学年・学級通信の挿絵も自分で描いた物を使っていました。制服や体操服など、学校に合わせた絵になるので、保護者は勿論、おじいちゃん、おばあちゃんまで読んでくれます♪ イラストACさんで、無料でダウンロードできますので、印刷物を作るときには使ってみてくださいね☆

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2017年3月

2017年3月19日 (日)

PTAは必要でしょう。けれど…

 宮川一朗太さんが、PTA不要論に反論していました。

「子どものために」と。

 

 「元来、PTAには、保護者と教師で子供の健やかな成長に 
共に力を合わせて、貢献していきましょうね。」的な考えがあることは、 
子供を持つ大人は誰しも理解しています。 
つまり、子供を第一に考えて共に育てていきましょう…と。 

 宮川さんの「やりたい人がやればいい」というのは、

あまりにも乱暴な極論ですが、もっと変えていく必要はあります。それは事実です。 

 最近、学校側と保護者側に考え方のズレが顕著になってきました。 

PTAが発足した時代は、女性が働く世帯は非常に珍しいものだったといいます。 
ですから、子育てに専念できた当時は、女性がPTA役員として学級活動の仕切り役や催しなど、 学校からの要求に応えるくらいの余裕は充分にありました。 

 時が移ろうにつれ、女性の社会進出が当たり前になった現在、 
働くお母さんは職場に穴を開けることができないわけで、 
おいそれと学校の活動に参加できなくなっているのです。 
旦那が参加しても全くかまわないのですが、それはあまり望めないでしょう。 
共働きをしている保護者にとっては、職場の理解がない限り、PTA役員は重荷です。 
敬遠するのは当然と言えますよね。 
(中には、ただただ、面倒くさいというだけの、学級懇談さえ全てエスケープする、 
 子供が可愛そうになるくらい、どうしようもない、救いようのない保護者もいますが。) 
それでも、現状を維持したまま一億総活躍社会を目指しているんですから、 
当然PTA活動にも歪みも出てきますよ。 

 一方、学校側も考えものです。 

 運動会や学習発表会(学芸会)などの大きな行事についての役割をPTAにも分担をお願いするというのは分かります。 
しかし、自治体の主催する講演会に、頭数を稼ぐだけのために出席を依頼するというのはいかがなものでしょうか。 

 特に、教育委員会主催の人権や子育てについての講演会をはじめとした、意味の無いような研修会への参加を依頼する… 

こういった講演会・研修会など、自主的に興味を持って参加をしている人なんてほとんどいません。 
参加者は、校長・教頭から依頼された仕方なく参加している教師達。それと、PTA役員の方々がほとんどなのです。 

 参加してくれとお願いしないといけない…そんな催しもの、必要ですか? 

それでも必要だと言い張るのが自治体です。 
自治体も実績が欲しいですから、何としても開催したいのです。数字が欲しいのです。 
国から実績調査がありますから。 
予算が組まれていれば、その予算を使わなければ…という役人の重圧もあるんですよ。 
さらに上に言われれば、学校現場は応えざるを得ません。公務員ですから。 

それがPTAに皺が寄る… 

 そう、PTAは、子供の健全な育成には必要ですが、自治体の考えが変わらない限り、PTAの実態も変わりにくいのです。 
公務員の実績を上げるために子供が存在するわけではないでしょう? 

まぁ、学校の活動にも、文化部のPTA新聞って必要なのか??なんて疑問もありますが、
それくらいは協力してあげてください。 
事業部の廃品回収も、収益は図書の本の購入や学校備品の購入と言う形で子供達に還元されますから、 
保護者の皆さん、面倒、やめるなどとは言わないで、是非、協力してあげてくださればと思います。 
また、役員でないPTA会員の方々、役員の方は、皆さんを代表して頑張って下さっています。 
是非、是非、協力して下さい。 

 PTA活動は必要だと思います。 
PTAが無かったら、学校行事自体が成り立ちません。保護者全員の協力の下に学校教育活動が上手くいっているのです。 

ですが、内容を時代に合わせて新陳代謝させていく必要があることは確かです。 
行政側も保護者側も、歩み寄る時期が来ているのかもしれません。 

役員を引き受けてくださった方だけに負担が行かないように、会員みんなで、声を掛け合って、子ども達のために頑張りましょう~☆ 

そんな苦労が出来るのも、今の数年間だけだぞ♪

ストレスを抱えこんでしまわないように…

■新任教師自殺「公務が原因」の判決 苦情対応でうつ病に 

という記事が、先日、朝日新聞に掲載されていました。


 こういうことが、後を絶ちませんねぇ。 
仕事のストレスで、自らの命を絶つ…。 

 電通の事件もそうですし、今回の件も…。 

簡単に「ストレス」と書いてしまうと、何か軽い感じがしませんか? 

 ここは、「重圧」とすべきではないでしょうか。 
いわゆる「プレッシャー」ってヤツです。 
こういった事件に共通することは、上司の言葉を真に受けてしまうことだと思います。 
重圧を感じてしまうのは、その人が真面目に仕事をしている証拠。 

 上司の言い付けに応えようと、一生懸命に結果を出そうと頑張って、がんばって… 

それなのに…。 

 今回の学校の件で考えてみると、 
初任者担当の教諭のフォロー不足にあるのだろうなぁと推測します。 

「病休・欠勤は給料泥棒」との発言は、指導する立場にある教諭が 
自分がそれまでに経験してきたことを基に発したに過ぎない言葉なのかもしれません。 
確かに、故意に欠勤したり、実力不足から病休をとらざるを得ない、 
どうしようもない先生がいますから。 

 ですが、希望に満ちた初任教諭に言うべき言葉ではありませんよね。 

どんな職業でも、新入者は、 

「分からないことは聞いてね。」と言われますけど、 
「分からないことが分からない」 

のです。だって、初めての職場です。 
どんな時に、どんなことをしたらいいのか。 

 そんな気持ちも汲まずに、先輩が偉そうに指導したって…ねぇ…?! 

 私も、初任教諭の指導担当を請け負った経験があります。 

私自身、阿呆ですから、 
「指導書なんか読まないでいい。テキトーにやればいいんだよ。」 
「自分が正しいと思ったことなら、堂々と! 
 それが、失敗だったら、私が責任取るから。でも、ボーナスで寿司、おごってな。」 

な~んて、「そんなのでいいんだぁ…」って思ってもらえるように、 
先生の肩の力が抜けるように努めました。 


 何故なら、私自身がテキトーにしてきたからです(w 
ただ、心掛けていたのは、 

定刻に退庁すること♪ 

だって、残業手当が付かないじゃん。さっさとトンズラするに限るぜ? 
…なんて、私みたいないい加減なヤツが初任者指導に当たれば、 
こういった事件は無くなるのではないのでしょうか(w