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ブログをこちらへ引越ししてきました。 教育現場で感じたり思ったこと、 ニュースに対する考えなどを書き綴っていきます。 当面は、過去のものをアップしていきますが、 随時、書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします♪
絵を描くことが大好きです。図画・工作の授業は、こちらが楽しんだ感じです。 学年・学級通信の挿絵も自分で描いた物を使っていました。制服や体操服など、学校に合わせた絵になるので、保護者は勿論、おじいちゃん、おばあちゃんまで読んでくれます♪ イラストACさんで、無料でダウンロードできますので、印刷物を作るときには使ってみてくださいね☆

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2017年3月19日 (日)

みんな≠先生だけ みんな=児童生徒+保護者+地域+先生+行政

■「毎日、授業にもならなくて、ババアとか死ねとか言われまくって」 現役教員が匿名ブログで「教育困難校に勤務してるけど、もう無理」と吐露 

という記事が先日、Web上にありました。 



 教育困難校っていうのは,いわゆる支援学校のようなものだと思っています。 

中学校で落ちぶれていたり,どうしようもない経済的な家庭の事情があったり, 
DVを受けていたり… 

 そう言う子ども達が,ここなら受験が受かるだろう学校に集うわけ。 

私は,義務教育学校に勤めていましたが, 
児童生徒,誰しも, 
「できるようになりたい」 
んです。向上心を持っているんです。でも, 
「分かってもらえない」「できない」んです。そんな子がいるんです。 

ずっと行動や言葉で助けを求めていました。 
そんなサインをずっと分かってもらえなかった… 

自分には抗えない何かしらの力に対抗するがため, 
「ババア」「死ね」だの, 
自分の気持ちを発しているんだと思っています。 

小学校・中学校の義務教育に携わる教職員の方々は, 
そう言う子ども達や高等学校教育に携わる先生方に対して 
100%自分達の責任ではないしにしろ,申し訳ないと思っていると思います。 
力になってあげられなかったと。 

 ですが,生徒が希望すれば,なんとか高校に行かせてやりたい。 

生徒指導の先生や担任は,その生徒の人生を左右するのですから,本当に必死ですよ。 
生徒の幸せのためです。高卒と中卒,現実,初任給から違いますからね。 
就ける職業も幅が違います。だから,マジで親身です。生徒第一なんです。 


でも,精一杯頑張って進学できた先が教育困難校… 

 中には,そんな高校を改善したという話を聞くことがあります。 
しかし,現実問題,すぐにうまくはいかないでしょう。何年もの時間を要します。 

私も荒廃した学校を職員一丸となって立て直した経験があります。 
それには4年掛かりました。教職員は勿論,地域住民の力添えもありました。 
一番大きかったのは,保護者の理解。 
校長が必死になって泥をかぶってくださいました。 
保護者に対して先頭に立って,理不尽な言葉にも耳を傾け,理解を促しました。 

 教育困難校と言われる学校の教頭先生,校長先生, 
その管轄自治体の教育委員会の方々, 
どうか,面倒くさがらずに頑張っている先生方の力になってあげてください。 

また,義務教育に携わる先生方, 
送る先の学校の先生が困らないように,精一杯, 
子どもの「できるようになりたい」向上心を大事にして 
ひとつでも出来ることを増やしてあげてください。 

そうすれば,教育困難校とレッテル貼られる学校も悩む教職員も少なくなるのではないでしょうか。 

学校現場の努力と地域の協力… 
コレですよ! 


「もう無理」と頑張っている先生。 
無理しなくてもいいですよ。周りに助けを求めてください。 
子どもはみんなで育てるものです。 

いつか、 
「こんな時代もあったね」と,笑える日が来ますから。 

まぁ,言うは易しですけどね…う~む。

ストレスを抱えこんでしまわないように…

■新任教師自殺「公務が原因」の判決 苦情対応でうつ病に 

という記事が、先日、朝日新聞に掲載されていました。


 こういうことが、後を絶ちませんねぇ。 
仕事のストレスで、自らの命を絶つ…。 

 電通の事件もそうですし、今回の件も…。 

簡単に「ストレス」と書いてしまうと、何か軽い感じがしませんか? 

 ここは、「重圧」とすべきではないでしょうか。 
いわゆる「プレッシャー」ってヤツです。 
こういった事件に共通することは、上司の言葉を真に受けてしまうことだと思います。 
重圧を感じてしまうのは、その人が真面目に仕事をしている証拠。 

 上司の言い付けに応えようと、一生懸命に結果を出そうと頑張って、がんばって… 

それなのに…。 

 今回の学校の件で考えてみると、 
初任者担当の教諭のフォロー不足にあるのだろうなぁと推測します。 

「病休・欠勤は給料泥棒」との発言は、指導する立場にある教諭が 
自分がそれまでに経験してきたことを基に発したに過ぎない言葉なのかもしれません。 
確かに、故意に欠勤したり、実力不足から病休をとらざるを得ない、 
どうしようもない先生がいますから。 

 ですが、希望に満ちた初任教諭に言うべき言葉ではありませんよね。 

どんな職業でも、新入者は、 

「分からないことは聞いてね。」と言われますけど、 
「分からないことが分からない」 

のです。だって、初めての職場です。 
どんな時に、どんなことをしたらいいのか。 

 そんな気持ちも汲まずに、先輩が偉そうに指導したって…ねぇ…?! 

 私も、初任教諭の指導担当を請け負った経験があります。 

私自身、阿呆ですから、 
「指導書なんか読まないでいい。テキトーにやればいいんだよ。」 
「自分が正しいと思ったことなら、堂々と! 
 それが、失敗だったら、私が責任取るから。でも、ボーナスで寿司、おごってな。」 

な~んて、「そんなのでいいんだぁ…」って思ってもらえるように、 
先生の肩の力が抜けるように努めました。 


 何故なら、私自身がテキトーにしてきたからです(w 
ただ、心掛けていたのは、 

定刻に退庁すること♪ 

だって、残業手当が付かないじゃん。さっさとトンズラするに限るぜ? 
…なんて、私みたいないい加減なヤツが初任者指導に当たれば、 
こういった事件は無くなるのではないのでしょうか(w